最新のデータや症例を交えながらインプラント周囲疾患を再確認・考察した待望の一冊
大学歯学部・歯科大学および歯科開業医から
歯周病の各分野でリードしている十数名の歯科医療従事者が参加!
【世話人】
吉江弘正
二階堂雅彦
畑めぐみ
【コメンテーター】
石川知弘
和泉雄一
井上 孝
浦野 智
大月基弘
小方賴昌
五味一博
須田剛義
鳥潟隆睦
萩原芳幸
水上哲也
和田圭祐
インプラント周囲疾患は、まさしく近代文明が作り出した新しい病気であります。周知のように科学に基づいたオッセオインテグレーテッドインプラントは、口腔機能の回復と高い患者満足度により全世界に普及しました。しかしながら、50年近くの経過を経てインプラント周囲疾患の実態が明らかになり、その診断・予防・治療が模索され、提唱されてきています。有史より存在し、約100年の間に科学的治療法が確立された歯周疾患に比較して、インプラント周囲疾患は原因・リスク因子も複雑で、病態もより多様性があり、治療のコンセンサスを得ることはかなり難しいことです。しかしながら、すでにこの疾患で困っている患者がいる現状から鑑みて、現段階において可能な範囲での一致した見解をまとめることが急務となっています。
本書では、そのミーティングでの議論を踏まえ、臨床論文・症例報告・臨床経験のバランスを配慮しながら、発表した内容および臨床質問に対するコンセンサス レポートを、わかりやすい文章表現と図表を存分に活用してまとめました。本書が、医療機関で活躍している臨床歯科医師・歯科衛生士ならびに歯科教育・研究機関に携わっている先生方にとって有益な情報となりますことを願っております。
(はじめにより)
【サイズ】 A4判
【ページ数】136ページ
【定価】5,280円(税込)
【ISBN】978-4-909066-41-1 C3047
シリーズ第1〜3巻も好評発売中
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